先日アスカの学習台を購入して「これはいい!」と感動していた私ですが、
実際に数日間絵を描いてみるとやっぱり角度が足りないことに気づきました。
で、色々考えた結果、結局みんな大好きBoYataのを購入してしまった。
最初は「腕を置くスペースがないし、体重かけられないなら絵が描きにくいんじゃないか」って心配してたんだけど、使ってみるとあまりの快適さに驚いた。

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BoYata(ボヤタ)
BoYataは2017年に設立された、中国・深圳のスマホ・PCアクセサリーメーカーです。
アジア・ヨーロッパを中心に、オフィスで使えるPCスタンドやスマホ用のアクセサリーを開発・販売しています。
そんなBoyataで人気の商品といえば、こちらのPCスタンド。
人間工学に基づいて作られた商品で、使用者に合わせて高さ・角度を調整できます。
一日中パソコンで仕事をする人はもちろん、どうしても前屈み姿勢で作業しがちな絵描きさんにもオススメできる商品です。
BoYataPCスタンドの種類
BoYataのPCスタンドで、高さ・角度の両方を調整できるスタンドは3つあります。
違いをざっくりいうと、サイズ感(と細部のデザイン)なので、大・中・小と覚えるといいと思う。

3つの仕様を比較するとこんな感じです。
大 | 中 | 小 | |
型番 | N-19 (BST-10) |
N-21 | N-31 |
対応デバイス | 17インチまで | 11〜17インチまで | 14インチまで |
耐荷重 | 20kg | 20kg | 5kg |
天板のサイズ | 縦254mm×横297mm | 縦210mm×295mm | 縦209mm×横250mm |
調整可能な高さ | 60mm〜250mm | 79mm〜269mm | 29mm〜300mm |
傾斜角度 | 0〜45° | 0〜60° | 記載なし |
本体の重さ | 1.4kg | 1.2kg | 0.8kg |
その他 | 真ん中にでかい 穴が空いている |
天板が横長 | コンパクト 花柄の放熱穴がかわいい |
Amazonでレビュー数の多い大(N-19)と、その次に口コミが多いN-21の大きな違いは天板です。
上記2つの比較は、下記の記事がとってもわかりやすいので是非参考にしてみてくださいね。
中・小サイズの比較
我が家は、BoYataの中(N-19)をiPadProで絵を描いている彼氏用に、小(N-31)をiPadminiで絵を描いている私用に購入しています。

2つの大きさを画像で比較してみるとこんな感じです。

縦幅はあまり変わらないですが、横幅は結構違う。
天板を平たくしたり、角度を大きくつけたりして比較してみました。
N-21は、厚みがある分少し高さがあったり、曲げるのに力が入ります。
それに比べるとN-31は、筋肉がないせいでウォーキング以外の運動をすると関節を痛める私でも、苦を感じずに角度・高さ調整ができました。
iPadmini・iPadProを置いて比較
中型サイズのN-21にiPadProを、小サイズのN-31にiPadminiを置いてみました。
小サイズでも、iPadminiの横置きは多少大きく感じます。しかし、縦置きにするとバランスは良い。
iPadProを置いているN-21(中)も、サイズ的にちょうど良いと思います。
続いて、それぞれを交換して置いてみます。
N-21の場合、iPadminiの横置きは問題ないですが、縦置きになると落下防止フックの幅ギリギリで支えている状態になるので、落下する可能性が高いです。
作業中iPadをよく動かす人だと、ちょっと使いずらい可能性がある。
一方、iPadProをおいたN-31はわりとジャストフィットで問題ないように見えます。
しかし、実はiPadProの置いた瞬間に若干ぐらぐらしたので、例えば作業中、少し体重をかけてしまうと、そのままぐにゃりと歪んでしまいかねません。(そもそもN-31は耐荷重が他の二つの半分以下なので、重さには弱いと思います。)
また、落下防止フックはN-21よりほんの少しだけ小さいので、カバーに厚みがあるとすぐにずり落ちてしまうと思います。

カバーが薄くて、そこまで筆圧強くないよって人にはオススメできますが、筆圧が凶悪な場合は素直に他の2つを購入した方が良いでしょう。
実際に使ってみて
多少気になる点はあるものの、実際に使ってみるとその快適さに驚きます。

普段は前屈みで、机に腕を置いて描いている私は、「机に体をあげずに、うまく絵なんて描けるだろうか?」と不安でしたが、実際に角度をつけて絵を描いてみたところ、すんなりとできました。
普段よりペンを持つ手も力まないし、意外にこっちの方が良いのかもしれません。
BoYata PCスタンドのメリット・デメリット
前述してきた通り、BoYataPCスタンドの最大のメリットは、自由に調整できる高さ・角度にあります。
本当に自由に調整できるので、どんな作業場所にも適していると思う。
個人的には、胸を張ってオススメできる商品です。
一方、やっぱり気になる点もあります。
BoYata PCスタンドの気になるところ
BoYataスタンドの気になるところ、それは
- 場所をとってしまう
- 動かしにくい
の2つだと思う。
BoYataは折り畳みPCスタンドとして売り出されていますが、折り畳むには結構力がいる。
使用頻度が高い人の場合、基本的には自分に合う角度で放置することが多いです。
そのため、デスクの上で結構場所を取るんですよね。

これは、どのPCスタンドにも言えることだと思うので受け入れるしかない。。(むしろBoYataはコンパクトな方ではある。)
もう一つのデメリットは、BoYataの底面に滑り止めが付いていて、デスクの上でスライドさせることができないところだと思います。
もちろんこれはメリットでもあるんだけど、よくタブレットをスライドさせてその時その時の楽な姿勢で絵を描いていた私にはちょっとしたストレスだったりします。
そこで活躍しているのが、BoYataの前に購入していたアスカのどこでも学習台です。
アスカのどこでも学習台
アスカのどこでも学習台は、安定感のある見た目とデスク周りが常にごちゃごちゃしている私にはかなり魅力的な収納スペースに惹かれて購入したものです。
BoYataを購入した今、使い道はないかな?と思っていたのですが、天板にBoYataを載せると結構使い勝手がいいことに気づいた。
持ち運べるようにつけられた持ち手で、手前に引いたり奥に押し込んだり。BoYataの位置をスイスイ調整できるのでかなり助かっています。

最初からBoYataを買うべきだったな〜と後悔していましたが、この使い道があるならアスカを買ってよかった!
収納スペースもそのまま使えるので、しばらくこの状態でやってみる予定です。


その他のタブレットスタンドレビュー
ちなみに我が家では、BoYata・アスカの学習台以外にも、PCスタンドをいくつか購入しています。
この記事にたどり着いたスタンド迷子さんのために、さっくりと個人的レビューをまとめておく。
折り畳み式PCスタンド
実は、我が家が最初に購入したのは、こちらの折り畳みPCスタンドです。
BoYataより安くてレビューも良かったことから購入しました。
膝の上においても使えるので、引っ越す前のローデスク環境ではかなり活躍していた。
しかし、サイズが大きい上に高さ・角度も調整しにくいのでだんだん使わなくなったんですよね。
ちなみに底面に滑り止め加工もないので、デスクの上ではツルツルと滑りますw
このPCスタンドのメリット・デメリットをまとめるとこんな感じ。
”不安定”というデメリットに関しては、ダイソーで売っている滑り止めシールを底面に貼るなどの対策もできますが、
デカすぎ問題についてはまじでどうにもできなかったので、作業スペースが広いよ!って人にしかオススメできないアイテムです。
タブレット用スタンド
もう一つ、iPadスタンドとして購入したのが、こちらのタブレット用スタンド。

本来は絵を描くときに使う目的ではなく、飽くまで収納、デュアルディスプレイにする際のiPadスタンドとして購入しています。
しかし、先日腰痛が爆発して椅子に座れなくなった際、試しに冷蔵庫の上に立ててiPadで絵を描いてみたら、思いのほかよかった!!!
椅子に座って描く場合は、角度がきつすぎてかなり使いにくいんだけど、高いところだと逆に角度がある方が使いやすいのでこれはこれで有り!と思いました。
特別必要はないアイテムだと思いますが、一つ持っていると便利かもしれません。
このタブレット用スタンド(ミニ)のメリット・デメリットをまとめるとこんな感じ。
- 持ってなくてもいいけど、一つあるといいかも。
なんだかんだBoYataが最強
色々試してみて、それぞれにメリット・デメリットがあることを理解した上で、「初めて買うなら何が良いんだろ?」と悩んでる人に、私はまずBoYataをオススメします。
っていうか、絵を描くためにラクな姿勢って多分人によるから、角度や高さを自由に調整できるBoYataは最強なんだよね。
他のタブレットは、角度や高さが限定されていて、自分用に改造しなければならない場合もあるのでちょっと面倒だったりします。
改造に手間をかけるくらいなら、最初っから少し高いけど自由がきくBoYataを買っておく方が自分にもお財布にも優しいです。
私はBoYataに辿り着くまでに遠回りしちゃったけど、「まだ何を買うか決めてない」って人は、絶対に失敗しないBoYataをぜひ手にとってみてほしいです。
おわり