約6年、洗ってないケトル用に洗浄液を買ったんだけど、よく見たらポット用でした。

ケトルにはケトル用があるらしい。

1箱で200円くらい、決して安いとは言えない値段で購入したのでちょっとショックを受けています。
そう悩んでいると、どうやらクエン酸でもケトルの汚れを落とせるらしいことが判明した。(というかケトル用の洗浄剤の外箱には、100%食用クエン酸って書いてあった。)
それが本当なら、もう200円払わなくて済む!!!と、家にあるクエン酸でケトルを洗ってみることにしました。
Contents
クエン酸で6年間のケトルの汚れを落とす
コチラが、今回ピッカピカになる予定の電気ケトルです。
妹が忘年会で当てたものを、譲ってもらったやつ。
彼氏と同棲時から使い始めているのでもう6年の付き合いになります。
中を開けてみると、それを物語るかのように水垢がびっしり…!

汚れは気になっていたんだけど、お湯が沸くたびに煮沸消毒されてるからいいだろって思ってたんだよね。
いつか洗おう洗おうと思って後回しにしていた結果が今です。
電気ケトルの洗浄に使うクエン酸の量
そんな6年越しの思い出、もとい水垢を今回はこの激落ちくんのクエン酸に落としてもらいます。

レモンなどに多く含まれているクエン酸は、水に溶けやすくアルカリ性の汚れを落とすのに向いているらしい。
水垢は、水道水に含まれるマグネシウムやカルシウムが固まってできたアルカリ性の汚れなので、このクエン酸でイチコロというわけです。
使用量の目安は、パッケージの裏面に記載されています。

今回のように水に溶かして使う場合は、
お水200mlに対してクエン酸5g
が目安です。
我が家のケトルの場合、満杯が1リットル(1000ml)ですのでクエン酸は約25gで良い計算になります。
我が家にある普通のスプーン(テーブルスプーン?)1杯が大体8gでしたので、大体4杯分です。

実際に使ってみた
①ケトルに水を入れる
まずは、電気ケトルに水を満杯まで入れます。

満杯というのは、各ケトルに記載されたMAXという部分までです。

このMAXの線を超えてしまうと、ケトルが作動しないことがあるので注意!
② そそぎ口のフィルターをケトルの中に入れる
次に、注ぎ口にあるフィルターを外してケトルの中に入れます。

これで、フィルターについた汚れもスッキリ!という寸法です。
フィルターを外した反動で中に入っているがハネて目や口に入っちゃったので、本来はこれを最初にするべきだなと思ったりしました。
③ クエン酸を入れる
続いて、いよいよクエン酸を投入します。

前述したように、使用量は200mlに対して5gが目安です。
我が家にあるこのスプーンは、1杯が8g程度。

これを3杯投入しています。

クエン酸を入れたら、さっとかき混ぜてケトルのスイッチをオン!

④ 沸騰させたあと1時間放置する
ケトルのお湯が沸いたあとは、そのまま1時間ケトルを放置します。

途中、蓋を開けて中を確認しようとしたんだけど、めちゃくちゃ熱くて火傷するかと思ったから、みんなはやらないようにね!!
沸騰後1時間経過したケトルの中
沸騰後約1時間放置したケトルの中がコチラ。

想像以上にめちゃくちゃ綺麗になってて思わず声をあげてしまいました。
さすがに無理だろうと思っていたそそぎ口もこの通りです。

多分、クエン酸を含んだ水蒸気の影響だと思う(知らんけど)
こんなにカンタンにキレイになるなら、もっと早くやればよかったと心底思います。
汚れが落ちているのを確認したら、中の水を捨てて、しっかりとすすぎます。
中に入れたフィルターを回収し忘れると、こんなことになるので注意です。

生ゴミとっててよかった〜(よくないけど)。
きれいにすすいだら、再度中をチェック。

まだうっすら水垢みたいなのが残ってる感じもありますが、ここまで綺麗になれば文句はありません。
ゴミ受けに落ちたフィルターも、中性洗剤で洗ってこの通りです。

クエン酸ってすごい。
クエン酸が万能アイテムなのは知っていたけど
実はクエン酸がお掃除に役立つ万能アイテムなのは知っていました。
しかし、わざわざ計量してお水に溶かす作業がちょっと面倒に思えて、ついつい専用に開発された洗剤に頼っていたんですよね。
今回は専用洗剤の購入に失敗してしぶしぶクエン酸を使ったんだけど、想像以上に簡単で、めちゃくちゃ感動しました。
- ビフォー
- アフター
ケトル以外の他の掃除にも使えることを考えると、専用洗剤買うより圧倒的にコスパも良い。
もちろん、掃除する場所によっては時間や手間がかかることもあると思うので、そこは専用洗剤と合わせて上手に使いこなせて行けたらいいなと思っています。
とりあえず、クエン酸×ケトルの相性はとってもよかったので、6年以上ケトルを洗ってない人は今すぐ実行してくださいね!
おわり